ADK MSと松屋フーズが「radikoオーディオアド」の実証実験、来店動機として良好な結果に
ADKマーケティング・ソリューションズは17日、松屋フーズホールディングスと協業し、radiko(ラジコ)のターゲティング広告サービスである「radikoオーディオアド」に接触したユーザーが、実際に店舗に来店したかどうかの実証実験の結果を発表した。
効果検証の結果、radikoオーディオアドに接触したユーザーの来店率は12%であったと推測され、バナー広告の過去事例より効果的であるとした。
radikoは2018年から「radikoオーディオアド」が来店動機にどの程度なりうるか、位置情報を使っての実証実験を行っていた。地上波ラジオは、どんなユーザーに対しても同じ広告を発信するため、対象といえないユーザーにも配信していたのに対し、radikoオーディオアドでは、ユーザー属性・嗜好性に合った広告を個別に差し替えて配信することができる。
発表の中でADK MSは、今回の効果検証によりradikoオーディオアドがブランドイメージの広告のみならず、実際にユーザーの来店誘導にも寄与することが実証できたとしている。
移動中など、さまざまなシーンで対応できる新たな広告モデルとして、今後も非常に期待される分野である。