米7-イレブン、レジなし店舗の実証実験を開始、テキサスの本社内で

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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セブンアンドアイレジ無しコンビニ
商品を持って店舗を出るだけで自動的に決済が完了する

 セブン&アイ・ホールディングス子会社の米7-イレブンは2月5日、テキサス州アービングの本社内でレジなし店舗の実証実験を始めたことを明らかにした。米アマゾン・ドット・コムが展開する「アマゾン・ゴー」と同じように、商品を持って店舗を出るだけで自動的に決済が完了する。

 同社がレジなし店舗を運営するのは初めてで、7-イレブンの社員だけが利用できる。面積約65平方メートルの実験店舗では、飲料や菓子、加工食品、一般用医薬品、日用品などを取り扱う。

 利用者はスマートフォン(スマホ)に専用アプリをダウンロードして登録を済ませ、アプリを使って入店。商品を手に取って店舗を出ると決済が完了し、アプリにレシートが表示される。利用した社員の意見を聞くなどレジなし店舗の利便性や生産性を検証しながら、他店での展開を検討する。

 7-イレブンでは、店頭でのスマホ決済やインターネットで注文を受けた商品の宅配サービス「7NOW(セブンナウ)」などの実験も行っている。

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