関西で怒濤の出店ラッシュ!大阪府13店舗目 「ロピア岸和田カンカン店」の売場を解説!
ロピア(神奈川県)の関西への出店ラッシュが続いている。5月に「茨木目垣店」(大阪府茨木市)、6月に「岸和田カンカン店」(大阪府岸和田市)を出店、7月25日には「宇治店」(京都府宇治市)のオープンを控えている。本稿では、前編に続き、大阪府13店舗目となる「岸和田店」の売場を解説していく。
調査日=6月25日 ※本文中の価格はすべて本体価格

冷凍ワンプレート弁当を導入!
総菜売場では、売場トップで人気商品のピザ「マルゲリータ」をシークレットプライスとして500円で販売していた。その他の定番商品ではバンドル販売を活用し、買上点数の向上をねらう仕掛けを積極的に展開していた。

ピザ以外にも、おかずアイテムやデザートにおいてもバンドル販売による訴求を行い、まとめ買いの需要喚起を図っている。店舗限定商品としては「丸鶏揚げ」にタルタルとトマトソースの2種類のソースを付けて1111円で販売していた。おかずアイテムは699~1499円の幅広い価格帯を用意し、手軽さとまとめ買いの両面に対応している。


さらに、冷凍アイテムの充実にも積極的な取り組みが見られた。これまでも、デザートやキンパをはじめとした韓国メニューの冷凍アイテムが開発・コーナー化されてきた。今回、平台ケースで新たに導入されたのは、フィルムトップ形式のワンプレート型弁当である。銀鮭西京焼をはじめとする3SKUが展開され、価格は450円、555円となっていた。いずれも西京焼で調理されており、今後どのように味のバリエーションが広がるか注目したい。冷凍食品ではワンプレート型の人気が高まっており、素材や調理方法に特徴を持たせることで、新たな需要を獲得できるかがポイントとなってくる。






