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眼鏡のオンデーズ、中東に進出、「ドバイモール」に1号店

眼鏡のオンデーズがドバイの商業施設「ドバイモール」に出店する店舗の完成イメージ
向こう5年で中東諸国に30〜80店舗の出店を目指す(ドバイモールに出店する店舗の内装イメージ)

 眼鏡の製造・販売を手がけるOWNDAYS(オンデーズ、那覇市)は、中東に進出する。現地小売業とフランチャイズ(FC)契約を結び、11月中旬、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイにある世界最大級の商業施設「ドバイモール」に1号店を出店する。

 UAEのアブダビにも物件を取得しており、2号店の出店を予定する。その後、サウジアラビア、カタール、エジプトなど北アフリカを含む8カ国での出店を計画しており、向こう5年で30〜80店舗の展開を目指す。

 オンデーズは2020年2月、ドバイに本社を置くアルブームマリーン(Al Boom Marine)とFC契約を結んだ。当初は20年中に1号店を出店する計画だったが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた。

 オンデーズは8月現在でシンガポール、台湾、タイ、オーストラリアなど日本を含む12カ国・地域で400店舗(国内177店、海外223店)を展開しており、海外事業の売上高が全体の6割を占めている。

 フレームとレンズ代金込みのシンプルな価格設定が特徴で、中東では日本円で約1万5000〜3万円程度の眼鏡を販売する。社会貢献の一環としてイラクで眼鏡の配布活動を行っており、その際の測定データを元に、中東向けの商品開発を行った。