イオンスタイルの至近、イトーヨーカドー跡地に出店! ヤングファミリーをねらい撃つ、「ヤオコーふじみ野大原店」をレポート
ヤングファミリーをねらいうち!
売場面積650坪、初年度年商目標16億円と、ヤオコーにとっては標準店の位置づけとなるふじみ野大原店。同店がメーンターゲットに据えるのは40歳台の4人家族、いわゆるヤングファミリーだ。子育て中の家族を想定した大量目商品をはじめ、ふじみ野大原店では若いファミリーの需要に応えるMD(商品政策)が随所で見られた。
写真とともに注目MDを見ていこう。ふじみ野大原店で新たにチャレンジしていたのが「豚焼肉」の提案だ。「焼肉」の提案は牛肉が一般的だが、食べ盛りの子どもを持つファミリーのニーズを想定し、牛肉よりも安価に楽しめる豚焼肉を提案している。取材時は500g前後のパックを充実させていた。
菓子にも力を入れている。ほかの店舗よりも菓子売場の尺数を増やしており、レジ前ゴンドラゾーンの菓子売場では豊富な品揃えが見られた。同じくゴンドラゾーンで展開する加工食品を含めて、ゴンドラの陳列はほかの店舗よりも高く、全体的にフェース数が多い印象を受けた。