17期連続増収中の京都の新興スーパーの注目新店、新鮮激安市場!六地蔵店の売場を徹底解説
新鮮激安市場!六地蔵店(コスモコーポレーション)
〒611-0002 京都府宇治市木幡陣ノ内55
電話:0774-38-2023
JR奈良線「六地蔵」駅より徒歩2分
見どころ
▶対面コーナーを導入する鮮魚部門
▶こだわりの日配品を集積した冷蔵平台
▶精肉部門のこわだりの銘柄牛
コスモコーポレーション(京都府/堀井徳人社長)は2020年11月6日、京都府宇治市に「新鮮激安市場!六地蔵店」(以下、六地蔵店)をオープンした。同店は、もとは03年開業で、神戸物産(兵庫県/沼田博和社長)とのフランチャイズ契約のもと「業務スーパー六地蔵店」として営業していたが、老朽化に伴う建て替えを機に、自社の食品スーパー(SM)に転換した。より高い利便性を提供するべく、2階には新たにクリニックとフィットネスクラブを誘致している。
同社は、六地蔵店を含めて京都府内にSMを計14店展開。20年5月期の売上高は約160億円で、競争が激化するなかでも17期連続で増収を続けている。
六地蔵店は、JR奈良線「六地蔵」駅から南東へ約180mにある。京都市営地下鉄・京阪電気鉄道の駅も至近にあり、京都市中心部へのアクセスに優れている。
基本商圏とする半径1㎞圏内には約1万4000世帯/約3万人が居住する。高齢世帯が目立つ一方で、周辺に建設中のマンションが複数あり若いファミリー層も流入しているエリアだ。
競合店としては、北西約50mの至近にハートフレンド(京都府)の小型SM「フレスコプチ六地蔵店」があるほか、平和堂(滋賀県)の商業施設内店舗「フレンドマートMOMOテラス店」や「イズミヤ六地蔵店」などの有力店が多く、激戦区となっている。
六地蔵店の売場面積は約140坪で、約5100SKUの商品を取り扱う。コスモコーポレーションが差別化の要とするのは
新店レポート ピクトリアル の新着記事
-
2024/12/06
カスミ八潮の売場づくりを徹底解説! -
2024/12/06
ライフさいか屋藤沢店の売場づくりを徹底解説! -
2024/11/21
冷食、京都MD強化 イオンスタイル伏見桃山の売場づくりを解説 -
2024/11/20
子育て世代をターゲットにするヤオコー川口SKIPシティ店の最新MDを徹底解説 -
2024/11/20
四国2号店は大型店!メガセンタートライアル善通寺店の売場づくり解説 -
2024/11/20
売上が想定の1.2倍!万代住之江公園店の売場づくり解説と好調の理由は
この連載の一覧はこちら [240記事]
関連記事ランキング
- 2024-12-11万代が本社下の旗艦店を大改装!徹底的な生鮮強化で関西市場深耕の戦略店に?
- 2024-12-04ヤオコー、バロー、サミットで明暗 3月期主要SM24年度上期決算
- 2024-12-11強敵が次々商圏に出店!平和堂の戦略と新たなモデル店の成果とは
- 2024-12-12関西を攻めるバロー!大阪で あえて 激戦区に出店した理由とは?
- 2024-12-10EDLPと独自化で対峙!自信あり、ライフの関西オーケー対策
- 2024-12-13地域密着のEDLP フォーマットで迎え撃つ、関西地場中堅小売の戦略
- 2024-11-08怒濤の出店で1兆円が見えたロピア!大きな進化と懸念される副作用とは
- 2024-11-29相場高に負けない!青果部門、2025年春の売場づくり、販促提案!
- 2024-12-07イオン九州の戦略小型店、80坪のマックスバリュエクスプレス下呉服町店を徹底解説!
- 2024-11-18レシートは語る第15回 まもなく関西進出のオーケー、データでわかる競争力と成功のカギ