ライフ、大船駅前の大型複合施設「グランシップ」に出店、年商40億円目標

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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大船駅北口に建設される「グランシップ(GRAND SHIP)」の完成イメージ図
大船駅北口再開発では、グランシップのほか高層マンションを建設、駅前広場などが整備される

 ライフコーポレーションは2月27日、横浜市と鎌倉市にまたがるJR大船駅の北口再開発事業として建設される商業施設「グランシップ(GRAND SHIP)」に、「ライフグランシップ大船駅前店」を出店する。

 グランシップはJR東海道線などの大船駅と歩行者用通路で直結する大型複合施設で、建物は地下2階・地上8階建て(5〜8階は駐車場)。ライフは地下1階部分に売り場面積2130平方メートルの食品スーパーを出す。

 品揃えは、近郊で採れた農水産物や出来たての総菜などを強化。農産物売り場には、店内で加工した果物を使ったフルーツタルトのコーナー、インストアベーカリーにはフルーツサンドやかつサンドなどを豊富に取り揃えたサンドイッチコーナーを設ける。

 健康志向の消費者に向けたドライフルーツとナッツ類の量り売り、ナチュラルチーズを原木で仕入れて店内でカットする「チーズハウス」、有機・健康食品のプライベートブランド「ビオラル」を集めたビオラルコーナーなども設置する。

 同店の営業時間は午前9時30分から午後11時。年間売上高は40億円を目標とする。

 グランシップの地上1〜2階には、三越伊勢丹ホールディングスが食を中心とした商業施設「フード&タイム イセタン」(売り場面積約3000平方メートル)を21年7月に開業する予定だ。

 大船駅北口再開発では、バスターミナル機能を集約させた駅前広場や公園を整備するほか、高層マンションも建設される。

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