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住友不動産、京都マルイ跡に大型商業施設「京都河原町ガーデン」、21年春開業

大型商業施設「京都河原町ガーデン」の完成イメージ
住友不動産は東京都江東区に今年6月、200店舗超のテナントが入る「ショッピングシティ有明ガーデン」をオープンしたが、関西で大型商業施設を自社運営するのは初めて

 住友不動産は10月13日、テナントだった京都マルイが退店した京都住友ビル(京都市下京区)を大型商業施設「京都河原町ガーデン」として2021年春に開業すると発表した。

 京都住友ビルは京都市内随一の繁華街である四条河原町の交差点に面している。改装工事を行うのを機に、住友不動産は同ビルを全館自社運営に切り替え、同社としては関西初の大型商業施設としてリニューアルオープンする。核テナントとしては、家電量販店のエディオンが出店することが決まっている。

 京都住友ビルは地下3階(売り場は地下1階まで)・地上8階建てで、延床面積は約2万9000平方メートル。京都河原町ガーデンの売り場面積は約1万3500平方メートルとなる見込みだ。同ビルの地上7〜8階は、レストラン街として今も営業を続けている。

 現在の京都住友ビルは建て替えによって1976年に竣工。同年から四条河原町阪急がテナント営業していたが、2010年に閉店。翌11年に京都マルイが入居したが、20年5月に閉店した。