西友は6月25日、中期事業計画に基づく新モデル店を2店舗同時オープンした。契約農家からの直送野菜や親会社の米ウォルマートの調達網を生かしたプライベートブランド(PB)商品の品揃えなどを拡充した。
新モデルとしてオープンしたのは西友の高野台店(東京都練馬区、売り場面積1522平方メートル)と富士見ケ丘店(同杉並区、同1420平方メートル)で、いずれも既存店を改装したもの。
西友は中期事業計画「スパーク2022」において、価格、総菜、生鮮食品、PB、店舗、オムニチャネルの強化を掲げている。改装オープンした2店舗では、産直野菜や楽天の農業サービス「Rakuten Ragri」が手がける有機野菜を取り扱う。
PBではウォルマートの「Great Value(グレートバリュー)」や、グループ会社の英アズダのPBなどを集めてゴンドラエンドで展開する。消費者テストで80%の支持を得たものを商品化する西友のPB「みなさまのお墨付き」も季節商品をゴンドラエンドに集積する。
オムニチャネルに関しては、楽天と共同運営する「楽天西友ネットスーパー」に両店とも対応する。