原宿にオープンから半年 世界唯一のフェンダー旗艦店が果たすスゴイ役割とは
入門モデルを揃え、初心者でも入りやすい店内に
ここからはフェンダーミュージックのトップであるエドワード・コール氏へのインタビューをお届けする。
ラルフ・ローレン・ジャパンの社長やモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)のトラベルリテール部門の日本・太平洋統括を歴任し、トップブランドのマーケティングに一貫して携わってきた同氏。このFENDER FLAGSHIP TOKYOを通じてフェンダーブランドを日本国内で、そして世界でどのように発信し、成長させようとしているのだろうか。
――FENDER FLAGSHIP TOKYOのオープンから5カ月ほどが経過しました。今の手ごたえはいかがですか。
コール氏 これまでのところ、非常にいい結果が出ています。原宿・表参道エリアで、日本人のお客さまにも、外国人観光客のお客さまにも強くインスピレーションを与えることができていると思います。売上もすべての製品ラインで大変好調です。
――普段は楽器店に入ったことがない人でも入りやすい雰囲気の店内ですね。
コール氏 そう言っていただけるのはうれしいですね。店内は、店舗を訪れたお客さまが「私もいつかあんなふうに弾けるかもしれない」と思ってもらえるようビジュアルマーチャンダイズしています。スタッフも初心者の方々をサポートするための研修を受けています。
また、初心者の方にもおすすめの製品を多数取り扱うほか、周りを気にすることなく試奏できる超小型のパーソナルギターアンプ“Mustang™ Micro”とイヤフォンを各フロアの試奏スペースに常備しており、ギター/ベースを弾いたことのない方々でも安心して体験し、サポートを受けることができます。