カワチ薬品「クラモチ」から「カワチ」へ転換し店舗リニューアルが進む

ダイヤモンド・ドラッグストア編集部
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 カワチ薬品(栃木県小山市、河内伸二社長)が子会社だった旧倉持薬品の店舗について、主力の「カワチ」化を進めている。3月17日にオープンしたカワチ古賀松並店は、旧クラモチ古賀松並店からの転換によるカワチ化1号店となった。

 最大の特徴は、近年カワチ薬品が進めているディスカウント型モデルの導入。大々的に見られたプロモーションによる売場展開はすっかり姿を消し、定番重視、そして飲料やアルコールのケース売りなど価格訴求が目立つ売場となった。

 圧巻は、350坪クラスの売場に1800mm高の3尺ゴンドラ25本連結による高密度な棚展開だ。クラモチ時代の中通路は消滅。店舗奥のエステは閉店した。ヘルスケアやビューティケアでそれぞれレジ&相談カウンターを中心に広がっていた空間演出の売場づくりは、近年カワチのスタンダードモデルとなった医薬品・化粧品共通カウンターを伴うゴンドラ18本連結のすっきりとした売場となった。

 600本におよぶゴンドラを使用し、旧店から明らかに棚本数は増加している。さらに食品と雑貨のウェートを高めており、より効率重視の売場となった。

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