東武ストアが駅前小型SMの新業態「フレッシュ&クイック」をオープン!
総菜は売場を6割拡大、冷凍食品は3.5倍に
総アイテム数は3585SKU(最小在庫管理単位)。通路を広げ、ゴンドラの高さも抑え見通しをよくしたことで、品揃えは旧店に比べて約3割絞り込んでいる。総菜は257SKUと旧店に比べ17%増やし、床尺(売場に占める面積)は約6割拡大。日配食品は全体では834SKUと18%減ったものの、うち冷凍食品は181SKUと旧店から倍増、床尺は3.5倍に拡大した。
総菜は、レジ前中央に売場を構える。手づくりおにぎりや東立商事の中華総菜「香味楼」、岩手県産のブランド鶏「南部どり」を店内調理した唐揚げなどをラインナップ。おからとこんにゃくから作ったヘルシーフード「デーツ米」など店内製造の弁当を初めて導入した。そのほか、まい泉のヒレカツサンド、果実を使用したスイーツやフルーツサンドも新たに投入している。
また、旧店では扱っていなかったにぎり寿司や太巻きも店内製造で提供する。刺身は東信商事のアウトパック商品を活用するなど、店内・店外調理のバランスを取りながら人件費を抑制する。なお、寿司と刺身は水産部門の担当となる。
インストア加工は40%(全店平均は65%)、アウトパックは60%(同35%)とアウト比率を高めている。
冷凍食品では「スープストックトーキョー」「ピザレボ」を導入するなど、家庭でレンジやオーブントースターを使って、すぐに食べられる専門店の商品も拡充した。