「Uber Eats」がトレンドランキングを初発表! 25年上半期の”ヒット商品”は?
②デザート部門
「おうちスイーツ」が多様化!
アサイーボウルやグリークヨーグルトが上位に
デザート部門では、現在のフードトレンドを象徴するメニューが数多くランクインした。1位の「タピオカティー」は定番ドリンクとして根強い人気を誇り、個性あるフレーバーを提供する店舗も多い。2位の「アサイーボウル」はかつてのブームが再燃し、若年層を中心に注目を集めている。3位には韓国発で濃厚な食感と味わいが人気の「グリークヨーグルト」がランクインするなど、「外に出ずに贅沢気分を味わえる」スイーツが支持を集めている。

また、「エッグタルト」(6位)、「シュークリーム」(7位)、「たい焼き」(9位)など、ワンハンドで手軽に食べられるスイーツも人気だ。これらは個包装しやすく持ち運びやすいことに加えて、ランチ後や仕事中の「ちょっとしたご褒美」としての需要も高い。軽食・間食ニーズの高さが改めて浮き彫りになった。
さらに、夜間限定営業のアイス専門店などが登場し、深夜の「甘いもの欲」に応える新たな需要が生まれている。こうした動きからも、スイーツがデリバリーと非常に相性がよく、日常のさまざまなシーンに取り入れられていることが見て取れる。
③食品・日用品部門
「いつもの食卓」を支える即配ネットスーパー化が進行
食品・日用品部門のランキングでは、「料理のデリバリーサービス」という枠を超え、Uber Eatsが生活インフラとして定着している実態が明らかになった。同部門では実際に、日常的に使われる食材や生活必需品が上位を占めており、とくに「天然水 2L」(1位)、「牛乳」(2位)、「バナナ」(4位)、「もやし」(5位)、「納豆」(7位・10位)など、「今これが足りない」「ついでにこれも欲しい」といった“ちょい足し買い“や“ついで買い“のニーズに応えるアイテムが数多くランクインした。

また、「しめじ」「きざみねぎ」「キャベツ」「豚こま切れ肉」「ウインナー」など、調理の手間が少なく汎用性の高い食材も多数ランクインしており、手軽な自炊を支えるデリバリー活用が日常に根付きつつあると考えられる。
重くてかさばる「天然水(2L)」や「コカ・コーラ(1.5L)」「ポカリスエット(1.5L)」などの飲料類も上位に多く見られ、運搬の負担をデリバリーで解決したいという生活者心理が反映されていることが読み取れる。イオングループのプライベートブランド(PB)の「トップバリュ」や「ベストプライス」の商品が複数ランクインしていることも特徴で、日常づかいに適した手頃なアイテムとして高く支持されていることがうかがえる。







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