日本人に好まれる味を追求した「明治北海道十勝」ブランドが発売30周年
輸入チーズの値上がりにより、国産チーズとの価格差が縮まっている。そこで明治ではこの秋に「明治北海道十勝」ブランドを強化。ラインアップを広げるとともに、プロモーションで、国産チーズの需要拡大につなげていく。
「ちぎりモッツァレラ」提案で喫食機会増に貢献
北海道産の生乳を使用し、こだわりの製法によるミルクの豊かなコクとやわらかな食感が特長の「明治北海道十勝生モッツァレラ」。手でちぎって調理する「ちぎりモッツァレラ」を提案し、日常的な喫食機会の促進で市場活性化に貢献している。この秋はパッケージの印字を「ちぎって生ふわ食感」「ミルクの豊かなコク」、「鮮度こだわりパック」など、商品特長が伝わるキャッチコピーに変更して店頭での視認性をアップした。引き続き、人気芸人の博多華丸・大吉さんを起用したWEB動画や店頭販促物で、「生うま!」をキーワードに濃厚な生のおいしさ、食べ方などを紹介している。
一方、クセが少なく中がやわらかい、まろやかな味わいで、日本人の味覚に合わせてつくられた「明治北海道十勝カマンベールチーズ」。明治ではアヒージョやフォンデュなど、カマンベールをまるごと使用するレシピを提案し、食シーンの拡大を続けてきた。夕食で利用するシーンが多いカマンベールだが、同社では「いい朝カマン!」のキャッチフレーズで新たに朝食シーンでの需要喚起施策を実施し、引き続きカマンベールの食シーン拡大につなげる。