「塩分チャージタブレッツ」3品目の新レギュラー“梅味”の確かな手応え
昨年までのレギュラーは2品
昨年までのレギュラー品は、2009年発売のスポーツドリンク味と16年発売の塩レモン味の2品。昨今の日本の夏の厳しさとともに販売数を大きく伸ばしてきた。
17年には、スポーツドリンク味と塩レモン味が日本学校保健会推薦用品として認定されたほか、「熱中症ゼロへ」プロジェクトのオフィシャルパートナーとして同プロジェクトの啓発活動のサポートを開始。
18年からは、全国の幼稚園から高校に「塩分チャージタブレッツ」を配布する活動にも取り組むなど、さまざまな施策を通じ、認知拡大に取り組んでいる。
おいしさが人気の秘訣
“梅味”を来期3月からレギュラー化
レギュラー2品に加えて、沖縄限定でシークヮーサー味も発売してきたが、24年6月に新たなフレーバーとして梅味を発売した。
暑い時のアイテムとしてなじみ深い梅味は、商品そのもののおいしさの面でも高い評価を獲得。これまでの主な購買層であった子供のいる家庭だけでなく、50代以上の年齢層の顧客開拓に成功した。
レギュラー2品の販売数を落とすことなく売上をプラスオンさせ、ブランド全体の売上伸長に大きく貢献したという。手応えを得た同社では、今期の好調を受けて、来期は梅味をラインアップに加えた3フレーバーのレギュラー化での展開を予定する。
24年7月には、俳優・モデルの鈴鹿央士さんを起用したCM「塩分って必要?」篇を全国で放映。
「夏の体調管理 水分+塩分チャージ」というメッセージを通じて新しい習慣を提案したが、来年もさらなる市場拡大に向け、梅味に特化したプロモーションなどの施策を実施して、新規ユーザーの獲得を図っていく考えだ。

新田 夏穂氏
マーケティング本部 ブランド企画部 企画二課の新田夏穂氏は「汗をかく皆さまに『塩分チャージタブレッツ』を気軽に摂取してほしい。
塩分補給への認知は高いとは言えず、市場はまだまだ拡大する余地があると考えているため、今後のさらなる成長にご期待いただきたい」と話してくれた。
俳優・モデルの鈴鹿央士さんを起用したCM「塩分って必要?」篇
https://www.kabaya.co.jp/catalog/chargetablets/enbun/#modalMovie01
2024年春・夏 新商品ヒットランキング の新着記事
-
2024/12/11
美味しさにこだわったパックごはん「国産こしひかり」最新進化はここまでスゴい -
2024/12/10
サントリーが濃縮飲料「おうちドリンクバー」でつかんできた確かな手応え -
2024/12/09
カルピス®+北海道産ミルク「カルピス® THE RICH」が支持を集めた新たな仕掛け -
2024/12/05
「ジョージア贅沢ミルクコーヒー」が甘さとミルク感にこだわった理由 -
2024/12/04
ジャム・クリームの定番「ファミリーカップ」大変身が圧倒的支持を集めた理由 -
2024/12/03
「塩分チャージタブレッツ」3品目の新レギュラー“梅味”の確かな手応え
この特集の一覧はこちら [7記事]
関連記事ランキング
- 2025-11-06シチュー市場、アレンジメニューやクロスMD提案で、秋冬以外の店頭露出の増加をめざす
- 2025-11-20チーズ市場、価格改定の影響続く中、高付加価値商品が市場を牽引
- 2025-11-21鍋市場、需要の多様化が進み 関連商品が続々
- 2025-09-22パスタ&パスタソース市場、コロナ禍以降、市場は堅調に推移 24年夏は米不足追い風に需要増
- 2025-04-25ドレッシング市場、サラダ以外の汎用使いが浸透、野菜高騰下でも堅調に推移
- 2025-09-16食品のプロが注目!2025年下半期にヒットを予感させる厳選16新商品の横顔
- 2025-11-28「食品ではなく食事を売る」光洋×マルコメが開いた発酵食品の新しい売り方
- 2025-11-04即席麺市場、コスパ・簡便性で再評価が進み、市場は安定成長を維持
- 2024-11-25テキサス州だけで売上6兆円近く!最強スーパー、H-E-Bとは
- 2021-07-262021年の精肉市場はどうなる?販売データや大手食品スーパーの売場からトレンドを探る!







前の記事
