米中堅コンビニのワワ、初のドライブスルー専用店舗を出店、12月に開業予定
ネットで注文した商品を車に乗ったまま受け取ることができる「カーブサイド・ピックアップ」のサービスも行う。
米中堅コンビニエンスストアのワワ(Wawa、ペンシルバニア州ワワ)は、初のドライブスルー専用店舗をペンシルバニア州フォールズタンシップに出店する。新型コロナウイルスの感染拡大により、外食店などでドライブスルーの利用が急増していることもあり、ドライブスルー専用店舗の出店を決めた。
8月下旬から店舗の建設工事を始め、12月の開業を目指す。店舗面積は約172平方メートル。インターネットで注文した商品を車に乗ったまま受け取ることができる「カーブサイド・ピックアップ」のサービスも行う。
米国のコンビニでは、一部の店舗がドライブスルーの注文窓口を設置しているが、ドライブスルー専用店舗は珍しい。
米国のコンビニの多くはガソリンスタンド併設型で、商品の販売はタバコや飲料、菓子が中心となっているが、ワワは日本のコンビニのようにファーストフードや総菜の品揃えが豊富なのが特徴。このため、朝食や昼食をドライブスルーで購入する需要も見込める。
ワワは東海岸北部を中心に約900店舗を展開している。現在、ニュージャージー州ウエストハンプトンで建設中の店舗にもドライブスルーを併設する予定だ。