米7-イレブン、公式アプリでの支払いでガソリン割引、一部店舗で実証実験
セブン&アイ・ホールディングス傘下の米7-イレブン(テキサス州)は、同社の公式アプリで支払うとガソリンが割引になる優待プログラムの実証実験を6月下旬から始めた。
実験に参加するフロリダ州、テキサス州、バージニア州の一部店舗で、公式アプリ「7-イレブン・アップ」でガソリン代を支払うと、初回利用時に1ガロン(約3.8リットル)当たり11セント、2回目以降は3セントの割引価格が適用される。
割引特典を利用するには、公式アプリをスマートフォンにダウンロードした上で、会員優待プログラム「7リワーズ(Rewards)」に登録する必要がある。支払いは公式アプリに登録したクレジットカード、またはアップルペイ、グーグルペイで行う。
7-イレブンは北米で約9700店舗(2020年2月末時点)を展開しているが、多くの店舗はガソリンスタンドを併設している。19年12月期のチェーン全店売上高は、日本円換算で3兆9362億円だったが、このうちガソリン売り上げが1兆9954億円と半分強を占めた。