米アルバートソンズ、株式上場で12億〜13億ドルを調達、上場日は未定
米スーパーマーケット業界2位のアルバートソンズが、ニューヨーク証券取引所への株式上場により、12億〜13億ドル(約1280〜1390億円)の資金調達を計画していることが明らかになった。上場日は未定だが、6580万株を売却する。
同社が6月18日に米証券取引委員会(SEC)に提出した開示書類(S-1)によると、「実行可能な範囲でなるべく早く上場する」としている。公募価格は1株当たり18〜20ドルを見込む。
同社は、「アルバートソンズ」「セーフウェイ」「ボンズ」「ショーズ」などの店名で2252店舗を展開している。2020年2月期の売上高は前期比3.2%増の624億ドル、営業利益は82.4%増14億3700万ドル、純利益は4億6600万ドルだった。
20年2月期第4四半期の既存店売上高は前年同期比1.8%増で、9四半期連続で前年実績を上回った。開示書類によれば、新型コロナウイルスの感染拡大後も主要都市において、市場シェアを拡大しているという。
アルバートソンズは現在、サーベラス・キャピタル・マネジメントを中心とする投資家グループが保有している。