米アマゾン、EVメーカーの米リヴィアンに出資、今年2回目
電気自動車(EV)メーカーの米リヴィアン(Rivian)は12月23日、13億ドル(約1400億円)の資金を投資家グループから調達したと発表した。この投資家グループには米アマゾン・ドット・コムや米フォード・モーターが含まれる。
リヴィアンの資金調達は2019年に入って4回目で、累計の調達額は今年だけで約30億ドルとなった。今回の資金調達は、投資ファンド運用のTロウ・プライスが主導した。
リヴィアンは19年2月にも、アマゾンを中心とする投資家から7億ドルを調達しており、アマゾンのリヴィアンへの投資は今年2回目となる。
リヴィアンは18年11月のロサンゼルス自動車ショーで、ピックアップトラック型の「R1T」とSUV(多目的スポーツ車)型の「R1S」を展示した。2020年後半にも納車を始める予定だ。
アマゾンはリヴィアンに配送用のEV商用車を10万台発注しており、21年から段階的に導入することを明らかにしている。