マルナカ・山陽マルナカ

 「マルナカ」の屋号で四国と岡山県を中心に200店舗規模を展開していた、中四国地盤の大手SMのマルナカ(香川県)、山陽マルナカ(岡山県)は、2011年11月、イオンの完全子会社となった。その後、両者はイオングループ内のSM事業再編により、19年3月マックスバリュ西日本(広島県)の完全子会社となった。

 21年3月にマルナカ、山陽マルナカは、マックスバリュ西日本に吸収合併され、会社としては消滅したが、これまでに培ってきた「地域密着型経営」を深化させるという方針のもと、屋号としての「マルナカ」はそのまま受け継がれた。そしてマックスバリュ西日本は、持ち株会社フジ、事業会社フジ・リテイリングと経営統合され、24年3月、新生フジが誕生した。

 新生フジは、広島・岡山・兵庫・愛媛・香川を重点エリアに、「フジ」「フジグラン」「マックスバリュ」「マルナカ」「ザ・ビッグ」などを514店舗(24年2月末時点)展開するが、「マルナカ」は最大の店舗数(198店舗)を占めている。直近の「マルナカ」の出店は「マルナカ多度津店」(23年6月、香川県)、24年度には2店舗での建て替えオープンが予定されている。

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