エコス、3〜8月期の営業利益は7億円の上振れ、前年同期比1.8%減
食品スーパーのエコスは10月11日、2021年3〜8月期の連結営業利益が従来予想を7億円余り上回る31億円になったと発表した。前年同期比では1.8%減だった。新型コロナの影響による内食需要盛り上がりの反動減が、想定より少なかった。
売上高に当たる営業収益は3.9%増の700億円と、従来予想から20億円の上振れとなった。純利益は5.6%増の22億円で、8億円余りの上振れだった。
新型コロナ感染症の収束の見通しが立たないとして、22年2月期通期の業績予想は据え置いた。営業収益は0.7%増の1370億円、営業利益は16.4%減の48億円、純利益は92.9%増の30億円を見込んでいる。
東京・多摩地区が地盤のエコスは、栃木県のたいらや、茨城県のマスダを傘下に持つほか、2020年には埼玉県の与野フードセンターを完全子会社化した。グループ全体で129店舗(7月20日現在)を展開している。