経済産業省が発表した商業動態統計速報によると、ホームセンターの2021年8月の売上高は2772億円(速報値)だった。前年同月比は14.0%減と4カ月連続でマイナス。5~7月の過去3カ月は、2年前の売上高と比較するとプラスだったが、8月は19年8月より94億円のマイナスと、コロナ需要による影響を差し引いて実質のマイナスとなった。
8月は、緊急事態宣言の延長や長雨により異常気象が続き、客足が遠のいたことと、季節商品が伸び悩んだことが影響した。
商品別の売上高と前年同月比は以下の通り。
>DIY用具・素材 620億円(9.1%減)
>電気 179億円(21.1%減)
>インテリア 180億円(20.7%減)
>家庭用品・日用品 626億円(14.1%減)
>園芸・エクステリア 412億円(15.3%減)
>ペット・ペット用品 254億円(0.3%減)
>カー用品・アウトドア 160億円(25.4%減)
>オフィス・カルチャー 104億円(11.5%減)
>その他 236億円(17.0%減)