経済産業省が発表した商業動態統計速報によると、ホームセンターの2021年6月の売上高は2830億円(前年同月比10.1%減)だった。前年のコロナ禍による需要の反動を受けて2ケタの減収となったが、20年6月が17.3%増だったことから見ても、今年の6月の減少幅は小さい。部門別ではペット・ペット用品のみ、0.3%増とプラスだった。なお、6月の店舗数は前月から8店舗減の4366店舗だった(前年同月から6店舗減)。
商品別の売上高と前年同月比は以下の通り。 (左の増減率は21年6月、右は20年6月)
>DIY用具・素材 652億円(6.9%減)(19.3%増)
>電気 163億円(21.2%減)(39.6%増)
>インテリア 179億円(23.1%減)(32.2%増)
>家庭用品・日用品 613億円(13.0%減)(16.4%増)
>園芸・エクステリア 528億円(2.3%減)(19.2%増)
>ペット・ペット用品 238億円(0.3%増)(8.8%増)
>カー用品・アウトドア 129億円(12.5%減)(13.4%増)
>オフィス・カルチャー 99億円(13.1%減)(0.7%増)
>その他 226億円(13.5%減)(4.5%増)
同月のドラッグストアの売上高は6180億円(0.9%増)、店舗数は前月から57店舗増の1万7221店舗(前年同月から606店舗増)。家電大型専門店の売上高は3785億円(19.9%減)、店舗数は前月から1店舗減の2582店舗(前年同月から18店舗増)だった。