ジョイフル本田が発表した「月次営業実績の推移」によると、2021年6月期の売上高(全店)前年同期比は速報で1.0%減だった。
同社は前年度に、リフォーム事業とアート・クラフト事業の関連会社を統合。またガソリン・灯油事業を出光興産へ事業譲渡している。今回発表した業績推移は、前年実績について統合した2社の数値を合算し、かつガソリン・灯油事業を除いて計算している。前年度のガソリン・灯油事業の売上を加算した条件での前年同期比は8.4%減だった。
消費増税の反動で9月に8.2%減、10月(9月21日~10月20日)に17.7%減となったことや、3月に7.1%減、6月に6.2%減と前年のコロナ需要の反動減でマイナスとなったことが影響した(同社の月次締めは20日)。なお、昨年は緊急事態宣言下で店舗営業を自粛したことで大幅な減収となったことの反動で、今年の4月は6.0%増、5月は6.9%増だった。