経済産業省の商業動態統計速報によると、ホームセンターの2月の売上高は前年同月比0.1%減の2346億円だった。
新型コロナウイルスが国内で感染の広がりを見せてから1年が経った。昨年の2月は感染対策のための衛生用品などが伸びて9.7%増と大きく売上を伸ばしたが、今年の2月はその反動で前年割れとなった。ただし商品別に見ると、前年割れは、家庭用品・日用品、オフィス・カルチャー、その他の3部門のみ。他のカテゴリーは売上を伸ばしており、巣ごもり需要などが続いていることがうかがえる。商品別売上高前年同月比は以下の通り。(括弧内は前年2月の数値)
>DIY用具・素材 8.9%増(6.2%増)
>電気 4.8%増(3.4%増)
>インテリア 11.8%増(1.8%増)
>家庭用品・日用品 13.7%減(24.4%増)
>園芸・エクステリア 21.0%増(4.7%増)
>ペット・ペット用品 3.3%増(12.3%増)
>カー用品・アウトドア 2.3%増(6.2%増)
>オフィス・カルチャー 3.7%減(1.2%減)
>その他 14.9%減(6.8%増)