コメリの2020年4月~12月の業績は、売上高の相当する営業収益が3027億円(前年同期比10.9%増)、営業利益は276億円(同65.1%増)となった。
新型コロナウィルス感染症拡大による影響で、「工具・金物・作業用品」部門が12.7%増、「リフォーム資材・エクステリア用品」部門が13.0%増、「園芸・農業用品」部門が12.8%増と2ケタ以上の伸びを示した。また、プライベートブランド商品の売上比率も増加したことで売上総利益率が、前年比で1.5ポイント(pt)アップして33.2%に、販売管理比率が1.6pt改善して26.1%となったことで、営業利益も大幅に伸びた。
21年3月期の通期は、9月の上方修正した予想を据え置き、営業収益は3780億円(同8.4%増)、営業利益は270億円(同46.2%増)、経常利益は271億円(同45.5%増)、当期純利益は169億円(同41.5%増)としている。