経済産業省が発表した商業動態統計速報によると、ホームセンターの9月の売上高は2743億円(前年同月比9.9%減)だった。店舗数は4400店舗(47店舗増)。
前年の消費税増税前の駆け込み需要で17.5%増だった反動で、8カ月ぶりのマイナスだった。ただし、前年のプラス幅が2ケタだったのに比べて、マイナス幅が一桁だったことから、反動による影響は最低限に抑えられている。商品別で見ると、「DIY用具・素材」は唯一、0.7%増とプラスとなった。主な商品別は以下の通り。
> DIY用具・素材 650億円(0.7%増)
>電気 172億円(7.7%減)
>インテリア 172億円(14.3%減)
>家庭用品・日用品 593億円(20.3%減)
>園芸・エクステリア 437億円(6.1%減)
>ペット・ペット用品 230億円(7.2%減)
>カー用品・アウトドア 134億円(11.9%減)
>オフィス・カルチャー 114億円(15.3%減)
>その他 241億円(10.3%減)
同様に9月のドラッグストアの売上高は5848億円(8.2%減)、店舗数は1万6786店舗(617店舗増)。家電大型専門店の売上高は3673億円(29.0%減)、店舗数は2561店(46店舗増)。