ライフコーポレーションが発表した2020年3〜8月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前期比9.4%増の3867億円、営業利益と純利益は約3倍に増え、それぞれ169億円、117億円だった。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う巣ごもり需要で、既存店売上高が8.5%増加した。外出を控える傾向から客数は6.0%減ったが、客単価が15.4%増加した。セールを控えたことで粗利益率は30.3%と1.3ポイント改善、販売管理費の増加率は3.6%に留まり、大幅な増益につながった。
21年2月期通期の連結業績予想については9月15日に今期2度目の上方修正を発表しており、従来予想を据え置いた。営業収益は前期比6.8%増の7630億円、営業利益は72.9%増の240億円、純利益は約2倍の160億円となる見通しだ。下期には大阪府内で3店舗、東京都内で1店舗の出店を計画しており、通期では7店舗を出店する。