食品スーパー大手のライフコーポレーションは7月10日、2021年2月期連結業績の上方修正を発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う内食需要の拡大で、第1四半期(20年3〜5月期)が大幅増益となったことが要因。
21年2月期の営業収益は前期比2.7%増の7340億円、営業利益は16.0%増の161億円、純利益は27.6%増の100億円となる見通し。従来予想に比べてそれぞれ80億円、13億円、18億円の上方修正となる。
同時に発表した第1四半期の連結業績は、営業収益が前年同期比10.9%増の1951億円、営業利益が約2.6倍の87億円、純利益が約2.8倍の61億円だった。主力の小売事業において、生鮮食品の売り上げが12.5%増、一般食品が14.0%増と好調だった。既存店売上高は3月が6.9%増、4月が15.0%増、5月が8.9%増だった。