コメリが20年3月期決算を発表、営業収益87億円を下方修正

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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コメリ
昨年春先からの気温低下や暖冬少雪の影響などで季節商品が低調に推移したことが要因

 コメリは、2020年3月期の業績予想を下方修正した。

 連結ベースの営業収益は期首初めの予想から87億円下振れする3493億円、営業利益は18億5000万円下振れする181億5000万円とした。昨年春先からの気温低下や暖冬少雪の影響などで季節商品が低調に推移したことが要因。営業収益は対前年度比0.7%増、営業利益は0.1%増とかろうじて増収増益となりそうだ。経常利益は182億5000万円(0.1%増)、当期純利益は113億円(3.3%増)を見込む。

 同時に発表した第3四半期決算(4月~12月)は、営業収益2730億円(0.1%減)、営業利益は167億円(4.2%減)の減収減益だった。季節商材の不振から売上総利益率が31.7%と前年同期から比較して0.2ポイント悪化。特に7~9月の3カ月の営業利益率が0.9pt悪化して32.6%と収益が悪化したことが響いた。一方、販管費率は27.7%と前年並みだった。

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