[パリ 24日 ロイター] – 仏高級ブランドLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)が24日発表した第2・四半期決算は市場予想を上回る増収となった。米中貿易摩擦の影響にもかかわらず、中国を中心にアジアで「ルイ・ヴィトン」や「クリスチャン・ディオール」などのハンドバッグの販売が好調だった。
売上高は前年同期比15%増の125億ユーロ(139億ドル)。為替変動の影響を除く既存店ベースでの売上高は12%増加し、アナリスト予想の10%増を上回った。
1─6月の利払い・税引き前利益(EBIT)は14%増の53億ユーロ。予想は小幅に下回った。営業利益率は横ばいの21.1%。
競合イタリアのモンクレールが同日発表した第2・四半期決算も売上高の伸びが加速した。