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週刊コンビニニュース ローソンが最高金賞受賞の専門店監修「鶏から香味咖喱」発売

1週間のコンビニに関するニュースをまとめた『週刊コンビニニュース』。商品開発を進めるうえで、セイコーマートの事例が興味深い。無店舗地域への出店を機に、その地域の特色ある産品を発掘し、商品開発に役立てるものだが、出店による便利さの提供と併せて、地域の産業振興の可能性をももたらすという視点から、新しいCVSの役割が想像できる(7月16日~22日のニュースをまとめました)。

① ファミリーマート
岡崎市と包括連携協定を締結

 7月17日、地域コミュニティの活性化に繋げることを目的に、岡崎市との間で「包括連携協定」を締結した。協定締結を機に、岡崎市の観光土産として人気の高い商品を市内の68店舗で販売するなど、地域連携を協働で進め、地域コミュニティの活性化のための活動を展開していく。販売を予定している土産商品としては、「岡崎ぎゅーっと肉味噌」(税込594円)などがある。

② 沖縄ファミリーマート
「中国芸術団沖縄公演2019」に特別協賛

 中国の舞踊「千手観音」など世界的に高く評価され、障がいを持った出演者が中心の「中国障がい者芸術団」、中国の伝統文化を現代風に融合させた「山東省済南市雑技団」の両団体による公演「中国芸術団沖縄公演2019」に特別協賛する。沖縄ファミリーマートがチケットを独占販売する。公演期間は8月18日から8月25日。沖縄コンベンションセンター劇場棟。

③ セブン-イレブン
盛夏に向けてアイスバーを発売

セブン&アイホールディングスは7月16日、アイスの需要が高まる盛夏に向けて、『セブンプレミアムまるですいかを冷凍したような食感のアイスバー』を全国で発売した。“まるで”シリーズは、冷凍した果実をそのまま食べているような食感が特長のアイスで、2013年の発売以降、さまざまなフレーバーを販売している。
 今回発売した『セブンプレミアムまるですいかを冷凍したような食感のアイスバー』は、すいか果汁を34%使用し、さらに配合を工夫することで、すいか本来の爽やかな甘味やシャキシャキとした食感を実現した。税込138円。

④ ファミリーマート
共同開発ビール好評で第2弾

 アサヒビールと共同開発したビール『アサヒ ザ・ダブル ファインブレンド』を、7月23日から全国で数量限定発売する。麦芽100%のピルスナータイプのビールと麦芽100%のエールタイプのビールをブレンドしたビールで、昨年9月に発売し好評を得た『アサヒ ザ・ダブル』の第2弾となる。350ml缶225円(税込)/500ml缶292円(税込)。

⑤ ローソン
最高金賞受賞の専門店監修「鶏から香味咖喱(カリー)」

 「からあげグランプリ®」で2013年、2014年、2018年に最高金賞を受賞した新潟の鶏専門店「せきとり」が監修した「鶏から香味カリー」(税込200円)を、7月23日から全国発売する。日本酒、胡椒、鶏油、隠し味の唐辛子で味付けした鶏肉にカリースパイスを混ぜ、さらに衣にカリースパイスを入れて、鶏専門店ならではの味わいを実現した。

⑥ ミニストップ
7月19日から「豚ステーキ串(旨塩味)」発売

 コクのある塩だれで豚バラ肉の旨みを引き出した「豚ステーキ串(旨塩味)」(税込180円)を、7月19日から順次発売。大きめにカットした豚バラ肉を直火で炙り、香ばしさを引き出した。たれは、みりん、塩麹を使用し、ねぎオイルを加えることで風味づけした。

⑦ セイコーマート
北海道ならではの果実を使用した2品

 7月13日、初山別産のハスカップを使ったアイスバーを9万本限定で発売した。2014年に無店舗地域の初山別村に出店した際、村の産物を商品に生かす産業振興につなげたいと取り組みを開始し、検討を重ねて今回の商品開発につながった。「Secoma 初山別産北海道ハスカップアイスバー」(税込129円)は、口に入れるとハスカップの香りが広がり、後口に甘酸っぱさが感じられるアイスバー。
 厚真産のハスカップを使用したソフト「Secoma 北海道ハスカップ&バニラソフト」も同日に発売された。2016年に発売以来、顧客の支持が高く、これまで80万個以上を売り上げている。税込199円(茨城県・埼玉県同226円)。昨年の北海道胆振東部地震の被災地復興支援の願いを込め、厚真産ハスカップを強調した。