コメリ、3月期は既存店の改装効果で増収増益
コメリの2019年3月期決算は、営業収益3468億万円(前期比1.4%増)、営業利益181億円(6.8%増)、と増収増益となった。
在庫適正化に継続して取り組み、発注システムの精度が向上したことから、3月末の既存店在庫高は、前年比96.6%となり、3期連続の改善となった。
新たな開発商品の導入、EDLP政策の推進、BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)によるローコストオペレーションの追求により、荒利益率に相当する売上総利益率は、前期から0.2ポイント改善し、32.0%となった。
期中の出店は、パワー業態(PW)が9店舗を開店、ホームセンター業態(HC)の2店舗をPWに業態転換した。これによりPWは、1道28県下に合計64店舗の出店となった。
ハード&グリーン業態(HG)は、3店舗を開店し、4店舗をスクラップ&ビルドによりHCへ業態転換した。
3月末の店舗数は、PW64店舗、HC164店舗、HG956店舗、アテーナ8店舗、合計で1192店舗となった。
2020年3月期は、営業収益3580億円(3.2%増)、営業利益200億円(10.4%増)、経常利益200億円(9.7%増)、当期利益117億円(7.0%増)を見込んでいる。