イオンは4月5日、2019年2月期の連結業績予想を下方修正した。営業利益は前期比0.8%増の2120億円となり、過去最高益を更新したものの、期初予想を280億円下回った。
集中豪雨や台風などの災害の影響や季節商品の不振で、主にGMS(総合スーパー)事業、SM(スーパーマーケット)事業、専門店事業など国内小売事業の営業収益が計画に届かなかった。営業収益は1.5%増の8兆5180億円で、期初予想から1820億円の下振れとなった。
国内小売事業における減損損失の増加などにより、純利益は3.8%減の236億円と3期ぶりの減益となった。期初予想では42.7%増の350億円を見込んでいた。
■イオンの2019年2月期連結業績予想(単位:百万円)
営業収益 | 営業利益 | 当期純利益 | |
---|---|---|---|
前回発表予想(A) | 8,700,000 | 240,000 | 35,000 |
今回発表予想(B) | 8,518,000 | 212,000 | 23,600 |
増減額(B−A) | △182,000 | △28,000 | △11,400 |
前期比増減率 | 1.5% | 0.8% | △3.8% |
△はマイナス