食品スーパー大手のライフコーポレーションは4月5日、2019年2月期の連結営業利益が前期比0.8%増の122億円になったと発表した。従来予想は10.7%減の108億円だったが、一転して増益となった。
プライベートブランド商品の拡販などにより粗利益率が改善したほか、販売管理費を抑制した効果が出た。純利益も従来予想を5億5000万円上回り、前期比12.1%増の73億5000万円となった。
営業収益については、競争環境の激化などにより前期比3.1%増の6985億円と従来予想を75億円下回った。同社は18年9月に通期の営業収益予想を110億円引き下げたが、修正予想にも届かなかった。
■ライフコーポレーションの2019年2月期連結業績予想(単位:百万円)
営業収益 | 営業利益 | 当期純利益 | |
---|---|---|---|
前回発表予想(A) | 706,000 | 10,800 | 6,800 |
今回発表予想(B) | 698,500 | 12,200 | 7,350 |
増減額(B−A) | △7,500 | 1,400 | 550 |
前期比増減率 | 3.1% | 0.8% | 12.1% |
△はマイナス