愛知県が地盤のアオキスーパーは1月5日、2022年2月期の業績予想を下方修正した。従来予想では15億円としていた営業利益はほぼ半減の7億6000万円に引き下げ、前期比で76.2%の減益となる見通しだ。
前年の内食需要の高まりからの反動で客数や買上点数が減少したことに加えて、原材料や包装資材の高騰が利益を圧迫した。今後もメーカーの価格改定に伴う仕入原価の上昇で、厳しい業況が見込まれる。
売上高に当たる営業収益は28億円の下方修正で、前期比5.6%減の1002億円となる見通し。純利益は従来予想の9億6000万円から5億円に引き下げた。
同日発表した21年3〜11月期の業績は、営業収益が前年同期比5.9%減の755億円、営業利益が74.8%減の6億6500万円、純利益が74.3%減の4億5200万円だった。