「サステナブル提案」はコストじゃなく利益!土屋鞄製造所が若年層を取り込んだ手法とは
サステナブルな政策は人材の確保にもつながる
「当社のサステナブルな取り組みが広く認知されることは、環境やエシカル消費に関して意識の高い方に入社していただくきっかけにもなっている。そうした人材から、さらなるサステナブルな施策が生まれていくではないか」と中橋氏は期待を込める。
実際に、昨年6月に起ち上げた過去シーズンのデッドストックとなっていたランドセルを再販する「STOCK LUCK」という取り組みは、まさに入社2年目の若手社員が企画したという。
未来のために次々とサステナブルな施策を打つとともに、人材も着々と増やしていく。サステナブルなものづくりのDNAは、今後もさらに受け継がれていきそうだ。