食品スーパー大手のヤオコーは、埼玉県熊谷市に総菜・生鮮加工センターと自前のリサイクル施設を開設する。建物は9月22日に竣工、10月1日から稼働する。
「ヤオコー熊谷デリカ・生鮮センター」の敷地面積は8万8762平方メートル、3階建てで延床面積は1万6538平方メートル。挽き肉や鶏肉、刺身のつま、袋野菜・カット野菜、麺類の加工処理・製造を行う。
同社にとって総菜・生鮮の加工センターは、東松山デリカ・生鮮センター(埼玉県東松山市)に次いで2カ所目。加工センターで集中処理することにより、店舗の省力化やコスト削減につなげる。
一方、同じ敷地内に建設した「ヤオコーエコセンター」は平屋建てで、延床面積は816平方メートル(休憩所を除く)。87店舗で回収したペットボトル、食品トレー、発泡スチロール、アルミ缶・スチール缶の選別や圧縮・減容、ベール(俵状に結束・梱包)化を行う。