クスリのアオキHD、茨城の「スーパーマルモ」の事業を承継
クスリのアオキホールディングス(HD)は4月8日、子会社のナルックス(石川県白山市)にスーパーマルモ(茨城県土浦市)の食品スーパー事業を吸収分割させると発表した。
クスリのアオキHDは2020年6月、食品スーパーを運営するナルックスを子会社化し、ナルックスの既存店のうち1店舗の屋号を「スーパーのアオキみずき店」に変え、同年12月に改装オープンした。
そのほか、20年10月には京都府北部で食品スーパー8店舗を展開するフクヤ(宮津市)も子会社化、21年2月には石川県能登地方で食品スーパー2店舗を運営するサン・フラワー・マリヤマ(石川県輪島市)の買収を決めるなど、地場食品スーパーを相次いで傘下に収めている。
スーパーマルモは茨城県土浦市を中心に食品スーパー7店舗を運営しており、総菜加工センターや精肉加工センターを持つ。同社の食品スーパー事業を分割し、ナルックスに吸収する。吸収分割の完了は6月1日を予定する。
スーパーマルモの2020年2月期の売上高は55億円、ナルックスの20年5月期の売上高は45億円だった。ナルックスは現在、金沢市内で2店舗を運営している。