万代、「ほっかほっか亭」のハークスレイからベーカリー事業を取得
近畿が地盤の食品スーパー、万代(大阪市)は2月16日、弁当店「ほっかほっか亭」を展開するハークスレイからベーカリー事業を取得した。ハークスレイが同日発表した。
ハークスレイは、2001年に子会社化したアルヘイム(旧社名・北欧フードサービス)を通じて、大阪府内でベーカリーショップを運営してきたが、事業性について再評価を行い、売却を決めたという。
アルヘイムのベーカリー事業を、新設したアルヘイムフードサービスに承継した上で、アルヘイムフードサービスの全株式を万代に譲渡した。譲渡価格は非公表。ベーカリーショップ「アルヘイム」の店舗数は14店舗となっている。
万代は大阪府を中心に155店舗を運営しており、20年2月期の売上高は3582億円だった。
一方、ハークスレイは新型コロナウイルス感染症の影響で業績が悪化しており、21年3月期の連結業績は、売上高が前期比13.5%減の410億円、営業利益が22.7%減の7億円を見込んでいる。