クスリのアオキ、食品スーパーの「サン・フラワー」買収、昨年来3社目
ドラッグストアのクスリのアオキホールディングス(HD)は2月4日、石川県能登地方で食品スーパー2店舗を運営するサン・フラワー・マリヤマ(石川県輪島市)を買収すると発表した。
食品スーパーの強みである生鮮食品の品揃えと、クスリのアオキの美容健康関連・日用品の調達力、調剤薬局の機能を組み合わせ、サン・フラワーの店舗の改装を進める。
5月21日付けでサン・フラワーを吸収合併し、サン・フラワーの既存株主には現金を割り当てる。吸収合併の対価は非公表。サン・フラワーの2019年12月期の売上高は6億4700万円、純利益は200万円だった。
クスリのアオキHDは、20年6月、食品スーパー5店舗を運営するナルックス(金沢市)を買収。ナルックスの既存店のうち1店舗の屋号を「スーパーのアオキみずき店」に変え、12月に改装オープンした。
20年10月には京都府北部で食品スーパー8店舗を展開するフクヤ(宮津市)も子会社化しており、地場スーパーに対する買収攻勢をかけている。