クスリのアオキ、京都の食品スーパー「フクヤ」を買収

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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クスリのアオキホールディングス(HD)は10月8日、食品スーパーのフクヤ(京都府宮津市)を買収すると発表した。

 北陸が地盤のクスリのアオキホールディングス(HD)は10月8日、食品スーパーのフクヤ(京都府宮津市)を買収すると発表した。10月21日付けで株式の94.8%を取得し、子会社化する。取得金額は非公表。

 フクヤは京都府北部の舞鶴市、宮津市を中心に食品スーパー8店舗を展開している。クスリのアオキHDは、フクヤの調達網を生かして生鮮食品の品揃えを強化する一方、日用品や医薬品などをフクヤに供給する方針。

 クスリのアオキHDは6月、金沢市内で食品スーパー5店舗を運営するナルックス(金沢市)を買収している。ドラッグストア企業が地場食品スーパーを相次いで買収するのは珍しい。

 クスリのアオキHDの子会社「クスリのアオキ」の京都府内の店舗数は、5店舗と少ない。フクヤの買収で京都北部におけるドミナントを強化する狙いもある。クスリのアオキは現在、ドラッグストア636店舗、調剤薬局6店舗を展開しており、近年は東名阪の3大都市圏での出店を増やしている。

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