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マックスバリュ西日本、子会社のマルナカと山陽マルナカを吸収合併

 マックスバリュ(MV)西日本は10月7日、子会社のマルナカ(高松市)と山陽マルナカ(岡山市)を吸収合併すると発表した。MV西日本は2019年3月に株式交換によってマルナカと山陽マルナカを完全子会社化したが、経営効率を高めるために21年3月1日を期日として吸収合併する。

 20年2月期の売上高はマルナカが1764億円、山陽マルナカが963億円。完全子会社の吸収合併のため、MV西日本の連結業績に大きな影響はない。

 MV西日本は同日、連結業績予想の上方修正についても発表した。2021年2月期の営業収益は前期比1.3%増の5500億円、営業利益は2倍の55億円、純利益は10億円(前期は53億円の赤字)となる見通しだ。

 新型コロナウイルス感染症の影響による内食需要の増加で生鮮食品や冷凍食品、インスタント食品などの売り上げが伸び、営業収益と営業利益はともに従来予想を20億円上回りそうだ。