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エコス、与野フードセンターの全株式を取得、9月1日付けで

エコス、与野フードセンターを完全子会社化、埼玉県で15店舗
エコスは7月14日、与野フードセンターの全株式を取得することを取締役会で決議し、同日、与野フードセンターの株主との間で株式譲渡契約を結んだ。

 食品スーパーのエコス(東京都昭島市)は7月14日、同業の与野フードセンター(さいたま市)の全株式を取得することを取締役会で決議し、同日、与野フードセンターの株主との間で株式譲渡契約を結んだ。9月1日付けで全株式を取得する予定。

 エコスは2019年11月に与野フードセンターを完全子会社化することで基本合意し、協議を続けていた。与野フードセンターの全株式は代表取締役会長の井原實氏が保有している。

 与野フードセンターは「フードガーデン」「Yバリュー」などの店名で15店舗(6月末時点)を展開しており、2019年8月期の売上高は142億円、営業損益は4億円の赤字だった。エコスは同社を完全子会社化することで、埼玉県での地盤を強化するとともに、グループ全体での連携を図って与野フードセンターの収益力を向上させる。

 エコスは、たいらや(宇都宮市)とマスダ(茨城県取手市)を傘下に持ち、20年2月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前期比4.5%増の1265億円、営業利益が11.1%増の42億円だった。