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パンパシHD、台湾ファミリーマートに5%出資

ドン・キホーテ
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(HD)は7月8日、ファミリーマートの子会社である全家便利商店(台湾ファミリーマート、台北市)に出資すると発表した。

 ドン・キホーテやユニーなどを傘下に持つパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(HD)は7月8日、ファミリーマートの子会社である全家便利商店(台湾ファミリーマート、台北市)に出資すると発表した。

 台湾ファミリーマートは、ファミリーマートが50%を出資する子会社。その他、飲料大手の泰山企業、乳製品の光泉牧場、三洋薬品など複数の台湾企業が出資している。パンパシHDは台湾ファミリーマートへの出資を通じて、同社が持つ知見の活用を図る。

 パンパシHDはファミリーマートと合弁会社を新設して、ファミリーマートが保有する台湾ファミリーマートの株式(発行済み株式の5%相当)を10月30日付けで取得する。取得額は約91億円。

 パンパシHDとファミリーマートは2017年に業務提携した。台湾ファミリーマートは約3600店舗を展開しており、2020年2月期の業績は営業収益が640億円(前期比0.7%減)、事業利益が93億円(18.7%増)だった。