バイオーダーのパスタに 対面販売のサラダ… スリーエフが再出店をめざす小型フォーマット
近隣の自社店舗から
出来たて弁当を配送
では、実際にどのような店づくりをしているのか。
まず、小型でありながら、出来たて商品を幅広く提供しているのが特徴だ。
スリーエフは同店のオープンに先がけて19年9月、1号店の「いちょう並木通り店」を大幅改装して厨房を拡大し、店内調理の総菜のさらなる強化を図っている。
JR横浜タワー店では、厨房スペースが限られることから「いちょう並木通り店」で製造した弁当や総菜約30SKUを店舗に配送して販売。そのほか、同店で高い支持を得ている商品として、対面販売する店内調理のサラダや、注文を受けてからチョコレートを溶かして提供する「チョコレートドリンク」などを導入している。
このように「いちょう並木通り店」から商品供給を行うほか、オペレーションの省力化により、店内調理を強化した店舗でありながら、運営コストは一般的なコンビニと同水準に抑えることができているという。
また、同店からの取り組みとして、バイオーダーのパスタの販売にも挑戦。最新調理機を使って冷凍麺を約1分で解凍し、フライパンで温めたソースを絡めて注文を受けてから約3分で提供する。