イオン、子会社イオンフォレストの全株式を英ボディショップに売却
イオンは6月30日、化粧品専門店「ザ・ボディショップ」を運営する子会社、イオンフォレストの全株式を英ザ・ボディショップ・インターナショナル(BSI)に売却すると発表した。売却額は明らかにしていない。
イオンフォレストは1990年に設立され、BSIとのマスターフランチャイズ契約により国内で103店舗(2月末時点)を展開している。同契約が期間満了を迎えるに当たり、イオンフォレストをグループから切り離し、イオンとしてはボディショップの事業から撤退する。株式の譲渡日は10月1日を予定する。
イオンはグループの事業ポートフォリオの見直しを進めており、婦人服・インテリアの「ローラアシュレイ」事業を2018年に終了。20年5月末で婦人服専門店「タルボット」の国内全店舗とEC(インターネット通販)サイトを閉鎖した他、アクセサリー専門店「クレアーズ」も10月末で全店を閉鎖する予定だ。また、結婚相談所事業を行う上場子会社ツヴァイの株式を今年に入って売却した。