セブン&アイ、首都圏の食品スーパー事業を再編、新会社ヨーク発足
セブン&アイ・ホールディングス(HD)は首都圏の食品スーパー事業を再編する。首都圏で約80店舗を展開している食品スーパー子会社のヨークマート(東京都千代田区)の社名を「ヨーク」に変更した上で、イトーヨーカ堂が展開している店舗の一部などを移管する。
ヨークマートは6月1日付けで社名をヨークに変更する。ヨーカ堂が首都圏で展開している「食品館」「ザ・プライス」の20店舗をヨークに移管する。また、セブン&アイHD子会社のフォーキャスト(東京都品川区)が運営している都市型食品スーパー「コンフォートマーケット」2店舗もヨークに統合する。
一方、そごう・西武子会社の高級食品スーパー、シェルガーデン(東京都千代田区)もセブン&アイの子会社とし、ヨークとの相乗効果を追求する。将来的にはヨーカ堂の食品販売事業やヨークベニマル(福島県郡山市)とも連携を図り、食品スーパー事業のサプライチェーンの効率化を追求する。