今週のコンビニエンスストアニュース ローソン、「できたてBOWL SALAD」を新発売!

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 (株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア)

スリーエフ
<第1四半期決算>営業・経常利益は30%を超える増益

 262月期第1四半期決算(連結2531日~531日)は、営業総収入が対前年同期比7.0%増の36億円、営業利益が同37.7%増の3億円、経常利益が同37.9%増の3億円となり、増収・大幅増益で今期をスタートした。

 個店平均日販は引き続き前年を上回って好調に推移。一方、人件費や水道光熱費などの店舗運営コストが持続的に上昇しているため、さらなる売上向上策による加盟店支援を強化。加盟店利益は前年並みの水準を維持した。

 運営面では、引き続き「個店最適化戦略」を推進。各店舗がそれぞれの地域において競合店に対する比較優位な売場を実現するため、品揃え拡充や販売促進に対する経費支援を継続して強化した。また、ローソンチェーンのAIを利用した次世代発注システム「AI.CO」の活用強化を図り、中食の売上向上に取り組んだ。

AI.CO」の活用による品揃えの強化や「Pontaパス」をはじめとするローソンチェーンの積極的な販売促進活動によって、米飯やベーカリーなどの主力デイリー商品の売上が大幅に伸長した。

ミニストップ
<第1四半期決算>営業総収入2ケタ増で経常利益は黒字転換

 262月期第1四半期決算(連結2531日~531日)は、営業総収入が同15.4%増の237億円、営業利益は13億円の損失から0円に回復し、経常利益は損失から1億円の黒字に転換した。

 第1四半期は、商品企画から販売までの商品政策(MD)プロセスと経営指導を変革し、店舗の収益性を改善するための構造改革へ経営資源を集中させた。

 MDプロセスでは、商品カテゴリーごとに品揃えと価格戦略を再設計。CVS部門では、価格設定と商品ラインアップの改定、商品価値向上に取り組んだ。店内加工ファストフード(FF)部門では、高付加価値商品の刷新と品揃え拡充を推進したことが、売上と売上総利益率の伸長につながった。また、経営指導については、加盟店と本部が協働で事業経費の低減に取り組み、店舗の収益改善に努めた。

 国内の店舗事業の収益が好転するとともに販管費の削減が進み、単体営業利益は12億円の増益となり、営業利益以下の段階利益がすべて黒字化。単体の業績改善が連結業績の増収増益につながった。

ポプラ
<第1四半期決算>営業・経常利益は2ケタの落ち込み

 262月期第1四半期決算(連結2531日~531日)は、営業総収入が同2.2%減の29億円、営業利益が同26.2%減の7800万円、経常利益が同14.3%減の9100万円となり、営業・経常利益は2ケタ台の落ち込みとなった。

 店舗売上は、販売価格上昇の効果もあり、既存店ベースの売上は同6.3%増と高い水準を維持。自社工場の製品売上についても、外部小売事業者への弁当・冷凍総菜の販売が大きく伸長したことで、自社店舗への納品も含めた工場部門の売上は同35.2%増と大きく伸長した。一方米や海苔など原材料の価格高騰に加え、エネルギー価格の高止まりや人件費の上昇などのコスト高の影響など、営業利益は前年同期より2700万円ほど減少した。

 スマートストア事業(「ポプラ」「生活彩家」)の営業総収入は同1.7%増の12億円となったが、営業損失6200万円が発生。ローソン・ポプラ事業(「ローソン・ポプラ」「ローソン」)については、営業総収入が同4.4%減の14億円、営業利益は同9.7%増の2億円と伸長した。

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記事執筆者

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

ダイヤモンド・チェーンストア編集部は、業界をリードする提案型編集方針を掲げ、小売業の未来を読者と共に創造します。私たちは単なるニュース伝達に留まらず、革新的なビジネスモデルやトレンドを積極的に取り上げ、業界全体に先駆けて解説することを使命としています。毎号、経営のトップランナーへの深掘りインタビューを通じて、その思考や戦略を読者に紹介します。新しくオープンする店舗やリニューアルされた店舗の最新情報を、速報性と詳細な分析で提供し、読者が他では得られない洞察を手に入れられるよう努めています。私たちの鋭い市場分析と、現場の細部にわたる観察を通じて、注目すべき店舗運営の秘訣を明らかにします。

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