今週のコンビニエンスストアニュース ローソン、「できたてBOWL SALAD」を新発売!
ローソン(東京都)は7月8日、「茗荷谷駅前店」(東京都文京区)で、カスタムサラダ専門店「クリスプサラダワークス」のドレッシングを使用した「できたてBOWL SALAD」を発売した。ベースとなる2種類のサラダ(シーザーサラダ・コブサラダ/いずれも864円、以下税抜)に、ゆで卵やスモークサーモンなど、9種類のトッピングから好みの具材を選び、店舗で仕上げる商品で、選ぶトッピング次第でサラダのカスタマイズパターンは1000通り以上となる。(7月8日~14日までのニュースをまとめました。)

ローソン
「令和5年産米使用 塩にぎり」を発売
7月8日から東京都内の約250店舗で、令和5年産の古米「ななつぼし」を使用した塩にぎりを発売した。現在販売している塩にぎりよりも約2割、税込で22円安い商品で、商品パッケージには「Vintage2023」と記載した。値段は127円。
駐車場で車中泊施設「RVパーク」の実証実験を開始
ローソンは7月14日から、日本RV協会(神奈川県)、グローリー(兵庫県)と連携し、千葉県の6店舗の駐車場で車中泊施設「RVパーク」の実証実験を開始した。いつでも飲食物を購入できる利便性や常に店内に従業員がいるという安心感の提供、駐車場の有効活用にもつながることから、実証実験に踏み切った。近年、食事などの時間を気にしたくない、ペットと一緒に気兼ねなく過ごしたいなどの旅行ニーズの多様化、国内のホテルや旅館などの宿泊費の高騰を背景とする節約志向などから、車中泊の需要が高まっていることに対応した。利用料金は1回1区画につき2500円~3000円、チェックインが18時から、チェックアウトは9時まで。
復刻版パッケージ商品を発売
7月15日から全国の店舗で、創業50周年を記念して、約50年前のデザインを再現した復刻版パッケージ商品を発売する。初のプライベートブランド(PB)商品として1975年に発売を開始した「牛乳」をはじめ、50年にわたってロングセラーとなっているナショナルブランド(NB)商品の菓子・カップ麺の計9品を、メーカーの協力も得て発売する。
<第1四半期業績>チェーン全店売上高・営業収益・事業利益は過去最高
2026年2月期第1四半期業績(連結25年3月1日~5月31日)は、チェーン全店売上高が対前年同期比5.0%増の7344億円、営業収益が同6.4%増の2973億円、事業利益が同4.2%増の272億円、四半期利益が同3.0%減の164億円となった。
チェーン全体売上高、営業収益、事業利益はいずれも過去最高となり、全店平均日販は5年連続増加して過去最高の58万円だった。既存店売上高は、次世代発注システム「AI.CO」やマーケティング施策効果で、同4.3%増と伸長したほか、客数、客単価についても前年超えを達成した。
事業利益の11億円増は、マーケティング施策効果による既存店増収などでチャージ収入が60億円増、「ハピロー!」などのマーケティング施策費などが50億円減、光熱費などが5億円減、ITコストなどで5億円減、グループ会社で10億円増となったことに起因する。四半期利益は、支払利息の増加と前年の一時収益の反動減などで4億円減少した。
単体については、チェーン全店売上高が同4.9%増の6408億円、営業総収入が同6.3%増の1058億円、営業利益が前年同期並みの133億円、四半期純利益は同3.9%増の238億円となった。







